暗闇に浮かび上がる合掌造り
2007年 02月 15日
相倉集落からバスで20~30分ぐらいやったかな、東海北陸自動車道の五箇山ICすぐ近くにあるのがライトアップされる菅沼集落です。ことしは2月10、11日だけライトアップ。南砺市HPに様子が載ってます。駐車場のすぐ隣にはテントが立ち並び、蕎麦、熊汁、焼きそば、ビール、五箇山豆腐などを売っていました。ここぞとばかりに売り子のお姉さんが「熊汁は精がつくよ~」と大声を張り上げてました^^;
トンネルを抜けると・・・、眼前に合掌造りが現れます。ここも白川郷と比べると小ぢんまりとした感じ。屋根に雪の積もった合掌造りもほとんどありません。まずはぐるっと一周。妻が買ってくれた五平餅が香ばしくて美味しかったなぁ。
ライトアップは17時半からと聞いていたものの、到着した17時ごろにはすでに灯かりがともっていた。周りはまだ明るかったものの、菅沼集落を見下ろす国道156号沿いの歩道にはカメラマンがびっしり。フラッシュ撮影は禁止です、という案内もあったけど、けっこう光ってた^。^;僕も上って見ることに。江戸時代なら人知れぬ里って雰囲気に満ちていた。
だんだん暗くなっていくにつれ、合掌造りの存在感が増していく。夕闇が降り始めるころに青くなる風景がとても素晴らしい。
6時からはライトアップされた合掌造りを背景に、「こきりこ」などの五箇山民謡が披露された。「ささら」も使って優美な舞。ネット上でも公開されているので、見たい方はこちら、上梨集落のページをどうぞ。
ライトアップに浮かび上がった合掌造りを眺めるため、ぐるっと集落をめぐる。明るいときとは違って幻想的な風景だ。今回のお気に入りの写真がこちら。白川郷の写真ではよく見るカットだけど、田んぼの水面に綺麗に映し出されていた。
五箇山は和紙の里としても有名で、和紙でできたブックカバーを購入。外側は濃紺、中はピンクとおしゃれな色の組み合わせに心魅かれた。19時集合のバスに18時59分に乗り込むと、またもや最後。帰りも渋滞に遭って名古屋駅に着いたのは23時半だったが、バス内で流された映画「Shall we ダンス?」を懐かしく見ていると、あっという間だった。次はぜひ、屋根に大雪を載せた合掌造りを見てみたい。。。
by kokoro-rokuro
| 2007-02-15 22:36
| 白川郷