EL MOAI DE LA PAZ~平和のモアイ~
2007年 09月 09日
東京で再会するなんて思いもよらなかった。
「平和のモアイ」という名のこのモアイさんは、日智(チリ)修好通商航海条約を締結して110年の記念に、はるばる日本までやってきてくれた。高さ3メートル、体重7トン。経済連携協定(EPA)の発効もあり、両国の関係は深くなりそうだ。
朝から新幹線に乗って東京駅へ。片道2時間もかからない。展示されている丸ビルへ直行する。人だかりができており、すぐにモアイがいると分かる。
老若男女、みんな携帯電話を片手に写真を撮っていく。
多くの女性は撮った後に少し恥ずかしそう。照れ笑いを浮かべていた。モアイと一緒に写りたい?けど、恥ずかしがる男性。みんな童心に戻っていたようだった。もちろん幼児は無邪気にはしゃぎ、泣き出す子はいなかった!
「こいつ、・・・」と馴れ馴れしく話す人が多い^。^それだけ日本人がモアイを好きだと言うことなんですかね。
このモアイさん、実は背後のデザインに凝っておられます。オロンゴ半島に伝わる鳥人伝説の鳥人間と船の櫂が描かれており、左半分は黒、右半分は白と色分け。ふんどしもしっかり盛り上がってます。
実は平和のモアイさん、まだまだ若いのです。旅行カタログの写真で見るモアイとは様子が違います。1991年から制作され始め、1992年に生まれた15歳のモアイだからなのです。「顔が長くない」「レプリカ?」などといぶかしがる見物人の方もいましたが、決して偽物ではなく、イースター島の長老会議で認められた由緒正しいモアイであることに間違いはないのです。場内のポスターには、帽子のプカオが載っている写真もありました。立ったモアイの頭のてっぺんを見られるのは都会にやって来たからこそ!
ところで、今日は昼前から暗くなるまで、何度か会場を抜けることはありましたが、基本的にモアイを眺めていました^。^;背後が明るいのと暗いのではモアイの様子が違い、太陽の光線の角度によっても色んな表情を浮かべていた。
食事はもちろんモアイさんを見ながら。丸ビル1階にあるカフェeaseでモアイパフェなるものが期間、数量(20~30食)限定で登場するということで、食べることに。14時からの販売ということで、時間を見計らってオープンカフェに陣取る。正面にモアイ!
お腹がすいていたので、こちらも限定商品の「カルネ・デ・バガのホットドッグ ペブレソース」を先に持ってきてもらうことにしました。フランクフルトではなく、肉が挟んであった。
お待ちかねのモアイパフェ(下)は事前にHPで見ていたパフェ(上)と様子が違う。モアイが小型化しており、「なんでぇ~?」という感じ。経費削減か!!!
モアイパフェとモアイを並べてみました(^З^)!
ちょっと抜け出して晴海埠頭にも行ってきました。チリ海軍のバーケンティン船「ESMERALDA(エスメラルダ)」が寄港しているため。ちょうど丸ビルの前から都営バスが出ていたので分かりやすかった。世界で一番綺麗と形容されるようだ。白くて青空に映えていた。夜には電飾で光り輝いているらしい。
日本の帆船、海王丸もたまたま入港してきた。向かい合ってたたずむと贅沢。
晴海埠頭には、なぜだかコスプレの人ばかりで、普通の格好をした僕が1人でいると、なんだか妙に落ち着かなかった。街中でコスプレした人を見かける逆バージョンでした^^;
モアイさんとは別れ惜しかったけど、満足のいく1日でした。
by kokoro-rokuro
| 2007-09-09 00:36
| NIPPONモアイ紀行