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徒然に。イースター島&ボラボラ島旅行記がおすすめ!


by kokoro-rokuro
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鮮やかな八雲

山陰旅行2日目は早朝から友人に車を出してもらって一路、出雲大社へ。目的は御本殿の特別拝観。事前のネット情報によると、朝早くから行列ができるというので、早い時間に拝観できる整理券をゲットすることが重要と判断。4時半に米子市を出て、到着したのは1時間半後ぐらいだったか。

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それでも行列はすでにできていて、1時間半ぐらい待って整理券が配られ始めた。手に入れたのは9時半からの拝観券。順調です。今回は御本殿の大遷宮のため、神様に仮の本殿に移動してもらっているから見られるもの。なんと60年おきにしか公開されない。

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しまね観光ナビ」に詳しいですが、今回の公開で見られたのが、神様のいる部屋の天井に描かれた八雲の図。約250年前に描かれたとは思えないほどの鮮やかな色彩が残っている。大社の職員に話を聞くと、御本殿が約5メートルの高さにある高床式の建物で、滅多に扉を開くことが無いため、湿気にやられず保存状態が良いとのこと。上の写真よりも本物は本当に鮮やかだった。また、八雲と言いながら7つの雲しか描かれていない謎も残っている。

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おっきな注連縄もあって、硬貨を突き刺そうと投げつける観光客も。投げた以上にお金が増えて戻ってくることもあるけど、さすがに神様の前ではねぇ・・・。

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このあとは日御碕灯台へ。白いレンガ造りでとっても綺麗だった。

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出雲歴史博物館は建物が素晴らしい。庭園もばっちり整備されていて、緑が目に優しい。博物館の女性職員のコスチュームは古代の装いでマッチしていた。よくよく日本史を思い出してみると、銅剣がたくさん出てきた荒神谷遺跡、銅鐸がたくさん出てきた賀茂岩倉遺跡など、出雲は重要な遺跡が目白押し。展示品もそういった貴重なものがあって感激した。多くが復元品だったのは残念だったけど、仕方ないのかな。

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その後、一畑鉄道を見たり、JRの旧大社駅を見たり、竹内まりやの実家の旅館を見たり、島根ワイナリーに寄ってブドウジュースを飲んだり。

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そうこうしているうちに、ようやくお昼の時間に。もちろん名物の出雲そばを食べました。殻もすった田舎そば。つゆが辛口で、僕の舌にはあまりあわず。セットの親子丼も辛かったなぁ。

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出雲は神社が多い。八重垣神社では水に浮かべると白い文字が浮かび出るおみくじに挑戦。早く沈めば結婚が早い。未婚の友人に付き合ってやったが、1分も掛からずに沈んだ僕に比べ、友人は20分以上も沈まなかった・・・。池にはイモリが泳いでてかわいらしかった。神魂(かもす)神社は、手洗い所のひしゃくに魅かれた。立派な大社造の建物は言うに及ばず。

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松江城は黒い壁で、松本城を思い出した。町の中心部にそびえる。高い建物が無い松江市を一望できた。最上階は風が心地よく吹き抜けていた。

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ドライブの途中、ラ・ゼソン洋菓子店でシュークリームをご馳走になる。これがうまいのなんの。かりっと厚めのシュー生地に、バニラビーンズの入った甘すぎない、あっさりしたクリーム。作りたての朝に購入すれば、さらにかりっとしたシュー生地を味わえるという。写真を撮るまもなく食べてました・・・。

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1日の締めくくりは、宍道湖遊覧船に乗ってサンセットクルーズ。船の屋上に座っていざ出発。4本の大橋をくぐり、宍道湖へ。ちょうどこの日は水郷祭という祭りの開催日で、花火が打ちあがるため、沿岸には見物客でぎっしり。橋には幟旗がはためいていた。

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晩御飯は松江市の寿司屋で。入ったのは「呉竹鮨」。特上寿司を躊躇無く注文し、シジミ汁も堪能。シジミは意外と大きく、これが本物なのかと、驚かされた。

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うなぎの白焼きはカリッカリでねぎを添えて食べる。初めての食感でうまい。これまた初めてのノドグロ。煮つけで注文し、口の中では白身がふわふわ。淡白な味で甘い煮汁とマッチして絶品でした。もう少し贅沢しようと、寿司を追加して締めくくる。もちろん、ノドグロの寿司も頼み、その白身に舌鼓を打った。大満足した割りに、値段はリーズナブル。大都会で食べたら、目ん玉が飛び出るんだろうなぁ、と思ってしまった。。。

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(中央左端がノドグロのお寿司)

アテンドしてくれた友人に感謝。庭園が日本一素敵で、開園時間に間に合わなかった足立美術館をのぞいて、島根県の東部はほぼ制覇できました。翌日は、鳥取砂丘へ、懲りずに午前5時半出発です^。^
by kokoro-rokuro | 2008-08-19 23:43 | 徒然なるままに