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徒然に。イースター島&ボラボラ島旅行記がおすすめ!


by kokoro-rokuro
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9日目① イースター島博物館

8時起床。妻の誕生日です。ツアーは10時からで、今日も天気はいい。向かったのは村のはずれ、タハイ遺跡の近くにあるイースター島博物館。モアイの歴史について紹介する施設です。
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博物館に隣接してモアイが立っています。さすがです!
9日目① イースター島博物館_f0086492_0391697.jpg


館内では写真撮影が禁止されている。その昔は撮影できたらしいが、フラッシュを使う客が多く、展示物が変色し始めたためフラッシュ禁止に。しかし、違反が絶えず、とうとう最近になって撮影そのものが禁止になったらしい。もったいない。。。

そのフラッシュの影響を最も受けたのが「モアイの目」。アナケナビーチでセルジオ・ラプが見つけた目が、展示されています。白目に白のさんご礁を、目玉に赤い凝灰岩を使っています。写真で見せられないのが残念。。。

博物館にはたくさんの資料が。精霊を見た部族長「トゥーコーエフ」が木彫りしたのはモアイ・カヴァカヴァ。頭が大きく、ちと気持ち悪い^^;

いまだに解読されていないイースター島の文字「ロンゴ・ロンゴ」が書かれた石版や木の板も。魚の形をしたものと石版のものが本物らしい。欧州人が字を書くのをまねて、ラパヌイ人が書いたものではないか、という。欧州人が1722年に6日間だけ滞在したときにはなかったらしい。その半世紀後には登場。悪魔の札と見られ、ほとんどが焼き捨てられた。
解読しようと、学者が村人を酔わせて読ますと、板を回転させながら読んだ。その村人は実際には読めなかったらしいが、父親が読んでいる様子をまねて読んだ振りをしたらしく、そういう読み方が正しいのではということになっているらしい。

ハワイ、ニュージーランド、イースター島を結ぶ三角形がポリネシア地域。貝塚のようなゴミ捨て場から出てきた鈎針で年代測定する方法を編み出した篠遠喜彦教授の功績も。笑った顔のモアイ、モアイを切り出す道具の黒曜石や武具もあった。ここは日本語の説明文も用意しており、貸し出してくれる。

隣には図書館と土産物屋を併設。土産は村のものと違ってチリ本土で製造された器や本、アクセサリーなどがあり、高級感が漂う。値段もビックリするぐらいのものが・・・。


博物館を出てからは、すぐ近くの海岸線に立つモアイを見学。アカプという名前。このあたりのことをハンガ・キオエというようで、ネズミ(キオ)がたくさんでたことに由来するらしい。
9日目① イースター島博物館_f0086492_124287.jpg

乗馬してた女の子たちがいました。馬が言うことを聞かず、なかなか思った方向に進んでくれないようで苦労していた。馬って乗る人を選ぶらしく、甘い部分を見せるとなめてしまうんやって。ガイドさんが手伝って追い立て、動かしていました^^;
9日目① イースター島博物館_f0086492_162100.jpg

by kokoro-rokuro | 2006-12-29 19:17 | ボラボラ島&イースター島