世界遺産チリ編DVD
2007年 09月 17日
TBS系列で日曜日の深夜に放送されている「世界遺産」。公式HPで情報を見つけられなかったが、どうやら2005年に放送されたイースター島編が、チロエという場所と組み合わせた「チリ編」としてDVDになって発売されるようです。
アマゾンには11月28日発売予定となっており、以下のような紹介文が掲載されていました。東京・丸ビルのモアイ像が人気を博しているため、急遽発売を決めたのだろうか・・・。
●引用開始●
内容紹介
ミステリー・アイランド「イースター島」大紹介!!モアイの謎を解き明かせ!待望のチリ編DVD登場!
●先住民の言葉で、「カモメが舞う場所」を意味すると言われるチロエ。チリ南部パタゴニアに浮かぶ最果ての島々は、厳しい気候にさらされ、家も物も持たない人々が住んでいた。16世紀、新たな信者獲得を目指したイエズス会はスペイン軍と共にこの島々に上陸、その後先住民と力を合わせ、100をも超える信仰の場=教会を次々に建造した。
●パンゲという植物の巨大な葉を刈り取りかつぐ島の男たち。この葉は、「熱い石」を意味するクラントという料理で使われ、蒸し焼きの蓋になる。この料理方法は、ポリネシアから伝わったとされている。チロエには南米本土とはひと味違った先住民文化が根付いていたのだ。
●15体の巨大なモアイが立ち並ぶアフ・トンガリキ。実は20世紀に再建されたもの。かつて全てのモアイは倒れていた。緑豊かなイースター島に出現したモアイを中心とした文明。その発達につれ、「より大きな力を得たい」とモアイは巨大化した。やがて資源は枯渇し、森は消滅、食糧不足により島全体を巻き込む戦争が勃発する。部族の守り神であるモアイは真っ先に倒された。現在もほとんどのモアイは倒されたままだ。
●遺跡に残された人骨のDNA鑑定などによる近年の研究では、モアイを作った人々はポリネシアから来たという説が有力である。現在島に住む人々は自らを「ラパ・ヌイ人」と称し、伝統文化を尊び、母国チリからの独立を夢見ている。いちばん近い島まで2000Km、文字通りの絶海の孤島で誰の影響も受けず育まれた文明の痕跡を残すラパ・ヌイ国立公園は1995年世界遺産に登録された。
★収録(「チロエ諸島の教会2006/7/9放送」「ラパ・ヌイ国立公園2005/10/9放送」)
●引用終了●
TBS世界遺産では、ラパヌイ国立公園が2回取り上げられたようです。
1997年1月12日
2005年10月9日
世界遺産 THE WORLD HERITAGE チリ編
/ アニプレックス
ISBN : B000VWZEVM
by kokoro-rokuro
| 2007-09-17 00:23
| ラパヌイ