
船に乗ると、15分ほどで竹富島に着く。往復大人1人1100円。またしても安栄観光を利用した。竹富島の港にはレンタサイクルショップ、水牛車ショップの迎えの小型バスがずらっと並んでて、島の中央部に乗っけてってくれる。もちろん利用することが前提だけど。僕らは自転車で散策することにしていたのでワゴン車に乗った。

レンタサイクルは1時間400円だったかな?30分ごとに課金される仕組みだったと思う。地図をもらい、ママチャリを借り、白砂が敷き詰められた青空の下を爽快に駆け回った。さっそく水牛車とも出会い、写真に収める。乗らなかったけど、これで十分かな。

はじめに向かったのはコンドイビーチ。島の東側にある。遠浅の海岸が続き、透明な海水が綺麗。ナマコがいたるところにいてビックリした。足だけつかる感じでぶらぶら。



ところで、竹富島といえばシーサー。屋根の上で個性的な顔をしたシーサーを見るのが楽しみで、この島にやってきた。コンドイビーチを後にし、妻とも離れ離れになってしまいながらシーサーを探し回る。家の敷地に入らないよう気をつけながら、たくさん撮ってメモリーはパンパン。






なごみの塔からは島が一望できる。

夢中で駆け回り、喉がカラカラ。お腹もすいたので、妻と合流して食事へ行くことに。妻は八重山そばで有名な「竹の子」に行きたいようだったけど、僕は混雑は勘弁と、近くにあった「ぱーらー願寿屋」に入る。まずは喉を潤し、“パイン盛”を頼む。
妻は左のゴーヤーが入ったスムージーを注文、やっぱり苦かったみたい^。^右は僕が頼んだマンゴーとヨーグルトの入ったスムージーだったかな。とっても美味しかったのは覚えてる。そんなにどろっとしているわけでもなく、飲みやすかった。パイン盛(600円)は冷たく、これ以上食べられないぐらい盛られていた^З^


妻を説得してここで八重山そばを食べることに。1杯500円で、味はそれなり。出戸さんのとこの方がボリュームがあって食べ応えはあったかな。お腹を満たすにはちょうどよかった。

十分に満喫して、14時過ぎの船で石垣島へ戻る。安栄観光と八重山観光フェリーが同じ時刻に就航している。八重山のほうは団体の観光客で満員だったので、安栄観光を選んで正解!

石垣島に到着すると、妻のリクエストで最後に石垣ジェラートで食べる。何度食べてもおいしいものはおいしい!!お店は離島ターミナルの向かいにあります。



バスに乗って石垣空港へ。琉球エアコミューターという地元航空会社の機体があった。シーサーが描かれており、思わずパチリ。

満足の行く沖縄・八重山諸島旅行5日間だった。

出戸さんの家の前のビーチから出発し、すぐ目の前にある外離れ島(フカパナリ)を目指す。最終日にして素晴らしい天気に恵まれた。漕ぐのは慣れたもの。沖合いに出ても浅瀬が続き、すぐに珊瑚礁が広がる。紫、青、ピンク、黄などとカラフル。昨年のタヒチ・ボラボラ島とはまた違った海の景色に見とれてしまう。ところが、波のうねりが高いため、妻は少しグロッキー状態になっていた。
フカパナリに上陸する前に珊瑚礁が広がる場所で思いのままスノーケリング。カヤックは珊瑚礁のないところで係留した。スノーケリングの説明を受け、いざ海中探索へ。魚の種類、多さはタヒチのほうが多いような気がするが、珊瑚礁の色は西表島のほうが素晴らしいように見えた。




白くなった珊瑚礁も多く見られたが、台風が少ないため海水の温度が高くなり過ぎていることが原因らしい。白くなっているから死んでいると言うことでは必ずしもないというようで、ある程度は復活できるようだ。まさしく熱帯魚も泳いでいた。

存分にスノーケリングを楽しんだ後、昼ご飯を食べるために上陸した。

ここの海岸にいたのがカクレクマノミ。アニメ映画で有名になった魚です。膝丈の深さぐらいの場所にイソギンチャクがおり、カクレクマノミが顔を出したり、引っ込めたりしてかわいらしい。イソギンチャクから離れないのが本当に不思議。




八重山そばを食べ、しばし散策。高台に登ると、青い青い海が眼下に広がっていた。水が透明で、珊瑚が生息する海底も見える。沖は深いのか、濃い青が続く。


腹がこなれると出発。実はこの島には1人だけ、10年ほど住み着いているおじぃがいます。なんと、素っ裸で生活している。テントで暮らしており、雨水を飲み水にしている。テレビに登場したこともあるようで、今後も取材依頼が入っているらしい。「争いはいけない。じゃんけんもいけない」と自論を展開。ラジオで世情を知るらしい。島の外に出ることもあるが、そのときは服を着る。外の人と触れ合えば、病気にかからないように塩水(海水)でうがいをして予防していると話していた。

帰りには雷が鳴り始め、隣の島では大雨が降り始めた。幸い、カヤックの付近では雨に当たることはなく、けど巻き込まれないようにどんどん漕いで帰ることにした。前日の向かい風とは違い、追い風を受けて15時過ぎには戻った。

今日はこのまま石垣島に行くので、出戸さんの家でシャワーを借りて身支度。奥さんにバス停まで送ってもらい、安栄観光の無料バスで上原港を目指す。ほかのお客さんを送迎していた出戸さんともバス停で会い、最後のお別れ。疲れはしたけど、なかなか楽しい3日間だった。
港では、出戸さんお勧めのジャージーミルクアイスを購入。船の中で食べたが、とても美味しかった。イリオモテヤマネコの絵柄のエコバッグや、近くのスーパーでは西表島産の黒糖と胡椒を買って船に乗り込んだ。

今晩の石垣島での宿泊はルートイングランディア石垣。港から10分ぐらい歩くとありました。部屋はまぁ、普通のビジネスホテル。ネットが使えた。外に出ると、なんとまぁ、前日までカヤックツアーで一緒だったカップルに出会う。悪天候で飛行機が飛ばなかったらしい。不思議な出会い。色んな雑貨店もあった。おもしろいTシャツが多くある大田民芸というお店は雰囲気が良かった。素敵な陶器や、しっくいのシーサーもあってほしかったけど、値段と持ち帰りの不便を考えてあきらめた。
晩御飯は「島の食べものや南風(ぱいかじ)」へ。ところが人気があるため超満員で、数軒隣にあった「一仙」というお店に入る。これが失敗で、ドリンクを頼んだのは良かったけど、料理は何を頼んでも品切れ状態。まだ19時ごろだというのに。。。ドリンクを飲んだらそのまま店を出て、20時過ぎに一段落していた南風へ行った。

どんどん注文した。最後にはもう食べられないほど満腹になったけど、2人で5000円と安く、お腹も非常に満足した。

(ミミガーの和え物。コリコリしておいしい!)

(ジーマミー豆腐。ぷるぷるしていた)

(アーサーの天ぷら。ふっくらしている)

(そうめんチャンプル。炒めてもおいしいもんですね)

(イカ墨チャーハン。本当に真っ黒け)

(ヒラビチー。沖縄風チヂミ)

(ラフテー。マスタードをつけて。少しかたいけど、味は濃くしっかりしていた)

(アーサー汁。最後にあっさりと)
そうそう、メニューに沖縄の魚の連鎖?の様子が描かれていました。かわいらしい絵で思わずにっこり。

最終日は八重山諸島旅行の最終日。竹富島でシーサーとの対面です!


イルンティフタデムラで晩御飯を食べるのが最後だったので、妻は記念に?オリオンビール。食事の世話をしてくれたおばぁと、宿の管理もする海童山童ツアー代表の中坂さんが、泡盛を勧めてくれたので、薄く水割りにしていただくことに。つまみの野菜炒めも作ってくれて、至れり尽くせり^。^


中坂さんが三線を弾いてくれ、おばぁが両手に金の扇子を持ち、地元に伝わる踊りを披露してくれた。「クドゥキ(口説)」という、村の自慢を歌にして踊るようで、各村に伝えられているようだ。あとは村のそば屋の「かなざやん」の主人がつくったという民謡も披露してくれた。ほろ酔い気分で楽しい♪

旧盆が始まる前日だったので、村の若者も踊りの練習に精を出しているようで、おばぁに踊りを教えてもらいにくる人が相次いだ。若い人がたくさんいるなぁと思っていると、みんな移住者とのこと。みんなおばぁの踊りを真似ようと、真剣そのものでした。おばぁは意外と厳しい先生^。^



個人経営の民宿に泊まれば、こんな風に夜は飲んで楽しんでと聞いていたけど、まさかイルンティでこんな体験ができるとは思わなかった。旧盆の踊りも1日早く見せていただいて、いい経験をさせてもらった。。。
村内の公民館では、踊りの練習で熱気むんむん。夜の11時をすぎても念入りに踊りを繰り返し、動作を確認していた。





グッドアウトドアのカヤックツアー2日目は、「痛快!水落の滝と船浮湾探険」。出港時の天候は晴れ間が見える。
まず向かった船浮とは、西表島の中でも連絡船でしかアクセスできない場所で、カヤックで行くと、離島のような感じがした。同地区の住民は50人ほど。昔は石炭を掘っていたり、イリオモテヤマネコが初めて捕獲された場所であったりするらしい。

神社があった。船浮御嶽。鳥居の奥の石垣内が神殿。確か女性しか入ってはいけないという説明を聞いた気がする・・・。

珍しいシオマネキもいるのが特徴で、カラフルなものも。近づくとササササーと穴の中に潜る。3種類いて、ルリマダラが珍しいという。ハサミの大きいのがオス。

15分ほど歩いてキーキー鳴くカエルの声を聞きながら峠を越えると、イダの浜に辿り着く。言葉で言い表せないぐらい素晴らしい景色。青のグラデーションが美しく、サンゴ礁のビーチでしばし時の経つのを忘れる。。。


カヤックを降りた砂浜に戻ると、出戸さんがお昼ご飯を用意していた。今日はキャベツ丼。温泉卵の予定が固まりすぎていたりしたけど、味は抜群!昨日の八重山そばもおいしかったけど、こちらも負けてません!食後にいただいたコーヒーも風味が抜群でブラックで飲む。なんでも京都の露店で売っていたブラジル産を気に入り、取り寄せているらしい。つまみの西表島産の黒砂糖も素朴な味だった。


食後、お腹がこなれるのを待って、次の目的地、水落の滝へ向かう。湾内へ入っていくので波は穏やか。とても漕ぎやすい。マングローブが生い茂る支流はとても静か。けど漕ぎ進めるとザーザーと水が流れ落ちる音が次第に大きくなり、目の前に水落の滝が登場した。

滝で水浴びしようとカヤックを岩肌に寄せようとするが、これが難しい。45度の角度で突っ込み、オールで細かな方向操作をする。前に進むばかりでなく、止めたり、バックしたり。1度目は前の妻は浴びたが後ろの僕は空振り、2度目はうまく寄せきれず、3度目でようやく2人そろって冷たい水を浴びられた!とっても気持ちよく、欲張ってもう1度浴びた。細かな操作にも慣れ、スムーズなカヤックさばきを披露できた。
そんな爽快感も吹き飛んだのが帰り道。向かい風がビュービュー吹きすさぶ上、雨も降ってくるわで、漕げども漕げどもなかなか前に進まない。出戸さんが「出港するときにこんな天候だったら出発してない。冬のようだ」と驚くほど。昨日、ついてくるのが遅かったカップルは、2回も沈没してしまったらしく、最後には出戸さんがカヤックを引っ張っていた。。。
途中で休憩した砂浜にはコカコーラのシロクマ人形が。サンゴを持たせてみました^。^白化したサンゴは海岸に漂着しており、妻が持ち帰って箸置きに使っている。これがとてもよくあうし、使いやすい。

とても美味しいものばかり。テビチなどの煮込み。冬瓜と地鶏の煮込み。モズクはおろしにんにくが乗る。パパイヤチャンプルーに、わかめ?の炒め物も。グルクンの唐揚げは地元の人なら頭からかじる。実際うまかった。もう一つ、グルクンの刺身。これは釣りのツアーに行った方の差し入れ。新鮮でないと美味しくないらしく、感謝です。ご飯は黒紫米(こくしまい)。




グルクンは、大物の魚ミーバイなどを釣るため、そのまま餌にされることもあるらしい。赤い鮮やかな魚で、さすが南国といった雰囲気が漂う。



食後にナイトガイドに参加する予定だったので、少し急ぎ目で食べたのがもったいなかった感じもした。お酒も勧められたが、ここは丁重にお断りしておいた。
出戸さんに迎えに来てもらって夜の動物観察会。ところが、これが不発だった。出戸さんも「1年に1回あるかないかというぐらい見つけられない」とこぼすほど。
まずは大ウナギを見に田んぼへ向かったが、昨日の雨で水が濁っていて見えず。集落で大コウモリを探すが、泣き声がほとんどしない。1,2回、飛ぶ姿は見られた。イメージと違い、ゆったりとした飛行に驚く。果物を食べる種類のコウモリで、パイナップル農家にとっては目の敵らしい。ただ、逆さになって枝にぶら下がる様子は見られなかった。
電線などにコノハズクもいるらしいが、僕は見られず。妻はいた!と言ったが、ほかに見た人はいなかった。
次はヤシガニを探しに海岸沿いへ。これもなかなか見当たらない。草の中にいるらしいが、懐中電灯を光らせてもガサゴソ動く気配なし。月が浜に降りて探すもヤドカリが精一杯。いつもはいるスポットに行ってもおらず、運のなさを受け入れるしかなかった。生物相手のツアーなので仕方ない。
ところで、ここの砂浜は、西表島で唯一、岩石が砕けてできた砂ということで、とてもさらさらしている。ほかのビーチはサンゴが砕けてできているみたい。遠くにリゾートホテルのニラカナイが見えたが、出戸さんいわく、このホテルができてからウミガメが産卵しに来なくなったようです。かわいそうに。。。
で、ナイトガイドはというと、何も見られないまま引き返すことに。島の裏道を通って帰ることになりました。
すると!!!すると、パイナップル畑沿いの道を走っていると、車のライトに照らされた道端で、何か動くものが!!!出戸さんが興奮気味に捕まえに行ったのが、なんとヤシガニ!最後の最後で目当ての生物が見つけられました。あれだけ探したのに、こんな道端にいるとは・・・。

外の殻はとても固い。まさに鎧のようだ。大きなハサミは細い枝なら簡単に切ってしまうほどの威力を持つ。腹側は綺麗な青色。甲殻類なので、足は10本。8本は普通に見えるが、2本は腹の下に隠されるように付いている。こいつはオスだった。メスは腹に卵を抱えているらしい。

(手で持つと、イメージよりもズッシリ重く驚いた)
食べるとカニと海老がミックスされたような味らしい。石垣島で食材として使っているレストランがある。注意しないといけないのは、ヤシガニは雑食で、たとえばウンチなんかも食べてしまうらしい、そのため、調理する際は腸は取り除くか、一週間ぐらい飼って洗浄してからたべるようにしているという。
突然の“主賓”の登場にツアー客は大興奮。男女の別なくヤシガニを持って誇らしげに写真を撮っていた。僕らもそのうちの一人で大はしゃぎでした。。。いやぁ良かった^。^
ツアーは「グッドアウトドア」にお願いした。ガイドの出戸さんは、西表島の北西部、祖納(そない)に本拠を構え、カヤックツアーを催行している。ワゴン車でお出迎え。ツアー業者の人は愛用しているようだ。カヤックを牽引していく。


出発は祖納から南の方へ下った白浜港。カヤックを車からおろし、荷物を艇内に収納するなど、まずは準備から。一段落するとパドリングの説明が始まる。パドルを両手で正面に持つと、右側にスプーンのすくう部分が手前に向くように持つ。大学の卒業旅行でニュージーランドに行ったとき、Nelsonという南島の北端でシーカヤックを体験して以来。
水に入れるほうの肘は伸ばし、腰で回転するようにして漕ぐ。腕の力だけで漕ぐと疲れて長距離を漕ぐには辛い。2人乗りカヤックは後ろの人が足のペダル操作で方向転換する。もちろんパドルで右だけ漕ぐと左に回ったりします。ぶつかると思ったら急ブレーキが必要、パドルを逆回転(後ろから前)に動かす。
この日は「北海岸 SummerDay's 滝巡り」の予定だったけど、干潮のためルート変更になり、仲良川の支流のひとつ、トゥドゥルシ川にある滝を目指す。
港を出ると、広い海原に少々緊張した。周囲が緑で囲まれており、水面と同じ高さから眺めると雄大な景色だった。

河口に入り、まずは干潟に上陸した。マングローブが茂る中、ピョンピョンピョンと飛び跳ねるトビハゼが出迎えてくれた。マングローブは汽水域に生息する植物の総称らしい。干潟にはあちこち穴があいており、カニもたくさん。潜水艦のスコープのように目が伸びて愉快な種類だった。警戒心が強く、シャッターチャンスを気長に待った。



しばらく休憩し、いよいよトゥドゥルシ川に突き進んでいきます。周りはマングローブで覆われ、素晴らしい景色。川幅が狭まるので、カヤックの操作も難しくなる。前日の雨で増水し、水流がきついとこもあった。細かなパドリングで行けるとこまで進み、カヤックを停泊させた。


増水のため、かろうじて残っていた陸地で食事をすることに。僕らが水遊びする中、出戸さんが八重山そばを作ってくれました。黄金の配置があるようで、タケノコ、かまぼこ、えんさい(クウシンサイ)、豚肉、モズク、紅しょうがをトッピング。今回の旅で食べたソバの中で、最も美味しかった。モズクがすごく麺と相性良く、新たな発見でした。川の水を汚さないよう、汁は飲み干す。あまりに美味しく、一気に平らげた。残ればボトルに入れて持ち帰り。

(ライフジャケットがあるから気持ちよくぷかぷか浮かべる)

(モズクは流れ出ないよう少し埋めるのがコツ!!)
食べてお腹がこなれると、上流へ向かった。激しい水流に岩を登るのが困難な場所もあり、とても大変だったけど、暑い夏に浴びる自然のシャワーはこの上なく快適!滝壺に入ると、あまりの水圧に押し出されてしまった。2メートルぐらいの高さからの飛び込みは吹っ切れて気持ちいい^。^キクラゲが生えた木があってビックリした。



緑に囲まれ、水の音しかしない。日ごろの喧騒とは大違いだ。。。

帰りはゆったり戻る。カヤックの操作にも慣れ、周囲の景色に目を配る。出発時は雲が厚かったが、晴れ間も見えるようになっていた。赤い実をつけたマングローブ。砂地ではカニのような白いシオマネキがハサミを振っていた。

港について片付け。今日漕いだ距離はおよそ7キロとのこと。なかなかついてこられないカップルもおり、大変そうだった。明日は12キロぐらい漕ぐらしいことを聞いて、心配していた^。^;

宿に戻ったのは16時ごろだったかな。しっかりヤモリが部屋を守ってくれていた(笑)至るとこで見かけた。とても可愛らしい!

めちゃくちゃお腹がすいたのを覚えている。ご飯は19時半でまだ時間がある。星砂スーパーに出かけ、ポテチなどを購入。かまぼこはいい味が染み出ていた。宿に戻り、村のビーチで夕日が沈むのボォ~と眺めることに。ここは海水が綺麗で泳ぐのによさそう。星も満天に輝いていた。島の中でも良く見える場所らしい。


飛行機は関西国際空港から。今回の旅はHISで手配し、往復の飛行機と石垣島での宿が1泊分ついている。10時半ごろに出発する便で、名古屋を5時過ぎの始発で出てギリギリ間に合った^。^;近鉄と南海電車の乗り継ぎ。近鉄が少し遅れ、南海は特急ラピートに乗らざるを得なかった。かっちょいい!難波駅で妻が迷子になってしまう珍騒動も(^З^)!!


関空からは、日本トランスオーシャン航空で石垣空港へ直行します!到着は13時。非常口の隣の席で、前の席との空間が広く、足は伸ばし放題。楽ちん。

到着すると、高速船で西表島に渡るため、石垣港離島ターミナル近くまでバスで移動します。大人1人200円。名古屋よりは涼しかった。港では有名な石垣ジェラートをパクリ。もちろん妻が。石垣の塩と黒糖をカップに入れてもらって。

ほとんどを西表島ですごす予定なので、石垣島を少しぶらっとすることに。昼ご飯を食べていなかったので、八重山そばを食べる。目についた「まーさん道」というお店へ。ソーキそば(下)とテビチそば(上)を食べる。妻が頼んだテビチが柔らかく、2人ともあっという間に平らげた。満足なり~!


さて西表島へ。離島への船は安栄観光と八重山観光フェリーが運航。共同運航していたりするのかなぁと思って聞いたところ、まったくのライバル同士。切磋琢磨しているようです。僕らは行きの時間が都合よかった安栄観光を選んだ。往復券(大人1人3800円)を買ったので、帰りも安栄観光。約40分?の航海中、ほとんど寝ていた。

西表島の北西にある上原港に入港。安栄観光のバスで宿まで送ってもらいます。これは無料サービス。僕らはイルンティフタデムラに宿泊しました。コテージ1棟を借りる。

ハイビスカスが綺麗に咲いていた。

近くにある星砂スーパーへ買出しに。途中、橋を渡っていたら、小さなマンタが河口付近を泳いでいた。また子午線モニュメントもあった。ここは、東経123度45分6.789秒!日が暮れると緑の光線を出していた。西表小中学校もあった。


夜ご飯は管理棟で、島のおばぁ手製の料理をいただいた。すべて近くで取れる食材を使って調理したものばかり。一つ一つ説明してくれ、とっても満足した。

(タケノコとニンジンの炒め物。タケノコが柔らかい)

(ガンジュといって元気という意味の菜っ葉。モロヘイヤのようなとろみがある)

(右は島ラッキョウ。小さく食感はコリコリ。左は名前を失念。酸っぱい)

(カワハギの種類の魚の刺身。淡白で美味)

(アーサ汁。あおさのお吸い物)

(もずく。にんにくが乗っていて、すごくあうことにビックリ!)

(天ぷら。もずく、わらび、黒鯛、よもぎ、島かぼちゃ、ししとうなど)
翌日からはカヤックツアーに出かけるので、夜は早めに就寝した。
そう、夏休み。忘れたころにやってきた。
西表島、石垣島、竹富島。八重山諸島をめぐります。
ハードな日程にしたけど、果たして無事に戻ってこられるか。。。
高校の修学旅行以来の沖縄を満喫してきます。